私の想い
ふと思ったこと
思い出した大切なこと
を綴っています
私の子育て
子ども達には教えられることばかり。
現在、小学生の二人の子の子育て中です。
予定日を大幅に過ぎて産まれてきた上の子からは、子育てとは「待つこと」だと、教わりました。
下の子からは健康の大切さを、元気がない時でも笑顔で過ごすことを学びました。
2人がいることで、私はお母さんになり体当たりで人間について学び、考える機会をもらいながら過ごしています。
いろいろな視点を持てるようになり、また、子どもを通しての繋がりからもたくさんの気づきがありました。
二人が育っていく様子を見られること、成長を共に感じられることが私の喜びです。
令和2年10月
好きとは「続く」こと
何が好き?
だれのことが好き?
声にだして「好き」といえることが
ありますか?
長く続けてきた音楽を、私は好きなのだろうかと自分に問いかけた時期が
ありました。
同じ時期に恩師が
「好き、とは続いていることだよ」
と前触れもなくさらりと言いました。
その言葉を聞いて私はフッと
身軽になったのです。
好きだから続いているんだ、
それだけなんだって。
自分の子にも生徒さんにも、大人にも、好き、を見つけて欲しい。
もしかしたらそれはピアノでは
ないかもしれません。
それでもいいんです。
「好き」を見つけた人は
強くなれます。
令和2年11月
アヴェ・マリア
「お母さん、ちょっと聴いて」
と言って娘は唐突にピアノを
弾きはじめました。
練習中のアヴェ・マリア。
つっかえながらも、湧き上がる気持ちを
込めて弾く娘を見ていたら、
私はいつの間にか涙を流していました。
人の心を動かす演奏というものを、娘は
いつの間にか身につけていました。
親子という関係だからかもしれません。
あなたも子どもの弾くピアノに
時々手を止めてじっくりと
向き合ってみませんか。
令和3年、2月
自分を超えていく
(新しい自分の発見)
私には苦手なことがたくさんありました。今だってあります。
苦手だからやらない?
それもまぁよし。
勇気を出してやってみる?
そうだね、それもいいかも!
人前で自分の意見を言うこと
自分が思う通りの演奏をすること
これ、私が全然できなかったこと。
弱気で、人のあとからそーっとついていくような子だった私が音楽を通して、
どんどん自分が広がって行くような気が
今もしています。
こども達にもどんどん「自分が思っている自分」を超えていって欲しい。
枠に閉じ込めないで、ね!
令和3年 10月
言葉がけの大切さ
いつもいつも、なるべくですが自分の子供と生徒さん(大人含む)への言葉がけには注意を払っているつもりでいます。
ポジティブな言葉
よかったと思えるような意味付け
同じことをする(終わったことでさえ)
にしても言葉がけによってどう捉えるか、
がモチベーションであったり、自己肯定感
へ大きく影響していると考えるからです。
先日、生徒さん(大人)が
「ここに来るとこのままの自分で
いいって思えます」
とお話してくれました。
嬉しくて、何度も頭の中でリピートしているうちに、「このままの自分でいい」は私がそのまま言ってもらいたい言葉だな、
と思いました。
そして、小さな頃の私が言って欲しかった言葉だなぁと。
いつも悩みます、楽観的のようで全然そうじゃない自分へ、私は自分で言ってあげることにしました。
「このままの自分でいいよ!」
令和4年10月